体を鍛える+整える(①)35歳を過ぎてから感じたこと

ゆるめる意識的に動く意識的に使う
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2020.4.5  【加筆・編集しました】

(このブログは①・②に分けてあり、その①です)

 

35歳を過ぎたころから体のことで〝あれあれっ?〟って思ったことのある方

Over35歳からの体の手入れに興味がある方は是非読んでみてください。

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凝り固まった筋肉をゆるめる理由

ゆるめる

 

35歳くらいまでは、気にしたこともなかったし、

 

なんとなく(雰囲気的に)メンテナンスフリーのような気がしていましたが、

 

残念ながら、体はメンテナンスフリーではありません。

 

特に35歳を過ぎてからのメンテナンスは重要です。😅

 

 

35歳位ってちょうど仕事もプライベートも忙しくて時間もとれない時期だけど、

 

人生の(だいたい)折り返し地点からの体のケアやメンテナンスについて

 

考えてみませんんか?

 

 

楽(らく)な体、動きやすい体とは

 

マッサージなどで体(筋肉)が〝ゆるんでいく〟あの感覚って

 

本当に気持ちが良くてウトウトしたり眠くなります。😴

 

筋肉の適正な張りとゆるみ、

 

筋肉の緊張度の適正化した状態がベストバランスな状態 = 楽(らく)な体です。

 

 

例えば、その場の空気(感)ってありますが、

 

その場がとても発言しやすい空気(感)で、自分がみんなと違う意見や間違った

 

答えを言ったとしても許される空気になることで、その場にいる人の意見や本音が

 

出やすくなるように体も凝り固まってこわばった状態よりも、こわばった筋肉が

 

ゆるむほどに体の芯から疲れがとれやすく動きやすくなります。

 

 

体のこわばりや歪みが取れていくと

 

こわばりや歪みがとれていくと体の不快感は少なくなっていき、

 

血行も良くなって体も動かしやすく軽く感じます。

 

実際に筋肉の緊張が解れることで関節や筋肉が適正な位置に戻れば

 

同じ重さでも重みを軽く感じるようになりますが、

 

これは歪みが整うことで🧠脳からの神経伝達もスムーズになることで

 

体の怠さやしんどさまも感じにくくなるのです。

 

 

但し、ゆるみ過ぎも単にゆるめるだけでもダメで、

 

ゆるんだ状態で歪みが整い正しく動けるように調整することで、

 

初めて正しく動くようになっていきます。

 

 

動き方の良し悪しは、くせ付けで決まる

 

動き方はある意味筋肉の働きの〝くせづけ〟なので、

 

間違った動きをしないように繰り返し上書きを(アップデート)していき、

 

正しく動くことを体に馴染ませていく必要があります。

 

 

正しい動きが体に馴染むほど骨の位置なども適正化されていき、

 

体が正しく働ける(動ける)ベース状態ができていくのです。

 

 

〝ゆるめる〟って大切なのですが、

 

それはあくまで準備段階であって、ゆるんだ状態からどうするかが重要で

 

他の筋肉と協調して動けるように調整したり、正しく動けるように意識して

 

動きの〝くせづけ〟をしていかないと、筋肉をゆるめるだけでは同じことの

 

繰り返しになり、こりや痛みなどの悪循環から抜けだせない状態に陥るのです。

 

 

😱そうなると、だんだんと筋肉が強い刺激でないとほぐれなくなっていき、

 

弾力性と回復力の低い質の悪い筋肉になっていきます。

 

体を鍛える+整える理由

整える

 

例えば、自転車や車のタイヤには適正な空気圧がありますが、

 

前後もしくは4輪の空気圧がバラバラだったらどうなると思いますか?

 

 

空気圧が適正値より高ければ、地面を弾いてしまうので浮いた感じで安定感がなくなり、

 

場合によっては破裂する可能性も高くなります。

 

 

逆に低すぎるとタイヤが沈み過ぎて不安定になり、パンクしたり車輪やホイールが

 

壊れる危険性が高くなって安全に走行できません。

 

 

バランスの悪さは、他のパーツやフレーム自体に確実に悪影響を与えることになります。

 

 

体がアンバランスだとどうなるか?

 

体でも似たようなことが起きるのか?

 

残念ながら、起きます。

 

 

例えば、体の調子が良ければ何ともなくても、疲れが溜まっていたり

 

暴飲暴食が続くと股関節が固くなりやすく体幹はのびやかさを失います。

 

 

ゲームやスマホの画面を凝視して目を使い過ぎたり、

 

パソコンの作業時間が長くなるほど目や指先の偏った使い方が原因して、

 

目から首、肩へと指先から腕を経由して肩関節の動きに悪影響を与えて

 

首や肩が凝りやすくなり、姿勢も悪くなります。

 

 

動きのパターンが決まっていて、運動強度も低い日常動作程度なら

 

悪影響は出にくいのですが、ストレスや疲労が溜まっていると

 

痛みやこりの症状として出るのです。

 

なぜアンバランスな状態になるのか?

バランス

 

なぜ、アンバランスになるのか?

 

ライフスタイル以外にもアンバランスに陥ってしまう原因はあります。

 

それが位置覚の偏り(身体感覚の偏り)です。

 

体が成長したり発達していくペースは人それぞれ違いますが、

 

体を動かす感覚の発達は、それ以上に個人差があります。

 

 

人の体は、だいたい10歳〜12歳くらいまでに内臓など

 

体の基本的なシステムが(最低限)完成するそうですが、

 

見た目に分からない体を動かす感覚的な発達は個人差が大きく、

 

感覚の発達が遅いことで、体を動かすことに本人が苦手意識を

 

持ってしまうほどです。

 

 

誰かに教わらなくても、感覚的に捉えたり見よう見まねで

 

体を使いこなしている人もいれば、

 

感覚が偏った状態や未発達のまま体を使っている人もいて、

 

運動が得意な人ほど無意識に体をバランス良く使いこなしているケースが多く、

 

バランスが良い分だけ無駄な力を使わずにいい意味で楽に体を動かしています。

 

 

運動が苦手な人

 

逆に苦手な人ほど体を上手く使いこなせていないので、

 

それをごまかして動かそうとする癖がついていて、

 

必要以上に動くことの難易度が高くなっていてしんどく感じたり

 

無駄に力が必要だったりして、体が思い通りに動かないことに怖さ感じたり

 

他人と比べられて劣等感を感じて自己評価も下がりやすく、

 

すぐ疲れたり怪我や故障をしやすくなるのでますます運動が嫌いになったりと

 

苦手と感じるようになっていくケースが多いのです。

 

そして、両者の差はなにか特別なキッカケでもない限りどんどん開いていきます。

 

意識してるのは筋肉ですか?感覚ですか?

意識と重心

 

人は誰でも分かりやすくて簡単な方が好きです。

(もちろん僕もそうです😁)

 

分かりやすいと受け入れやすく、簡単な方が理解しやすいですよね😊

 

 

日常動作でも非日常的なトレーニングでも、

 

体を動かしたり動きをコントロールする時、部分的に動かしたり力を入れる事の方が

 

簡単で体感しやすく、本人は〝やった感〟を感じることができます。

 

逆に無駄な力を抜くのは意識しにくくて難しく、

 

全身で動けるようになるほど一部分にかかる負担が減るので部分的に力を入れて

 

動いてる感覚はどんどん少なくなり、本人の感じる〝やってる感〟も減っていきます。

 

 

リラックスの正体

 

よく〝リラックス〟して、といいますが、

 

本気で脱力してリラックスしたらまっすぐ立てませんし、動くこともできません。

 

実際には、〝体の肝心な部分に必要な分だけ力が入っているから〟

 

他人から見ると〝無駄な力が入っていないように見えているだけ〟なのです。

 

 

退化していませんか?

 

立つことに限らず、逆立ちやブリッジ、腕立て伏せや柔軟性など

 

もしも子供の頃はできていたのに、大人になってからできなくなったり

 

動きの質があからさまに低下しているとしたら、それは残念ですが退化です。

 

 

筋力だけでなく、骨格も成長・発達しているのに動きのパフォーマンスが

 

下がっているとしたら、それっておかしいですよね。

 

成長に伴って知識も経験も増えているにも関わらず…。

 

 

体が成長してできなかったことができるようになったり、

 

筋力が発達するほどパフォーマンスが高まるのは普通ですから、

 

体が成長して動きの質やパフォーマンスが低下したり、

 

体を動かして怪我や故障など痛めることが多くなったとしたら、

 

重心の移動ではなく反動や力づくのごまかしの多い動き方や体の使い方が

 

原因して、動きの質が低下している思いませんか?

 

 

体を鍛える+整える。

 

正しく動けるような〝くせづけ〟を日常から意識してみる。

 

見た目には分からないし、自分にしかできないこの意識的な取り組みは、

 

体の成長期でもOver35の体の衰退期に入っても健康的な生活の重要なカギになります。

 


と①はここまでです。

 

②も是非読んでみてください。

 

このブログがあなたの健康維持・獲得のキッカケやヒントになれば幸いです。

 

長文を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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